2020年04月29日
まえがき①~コロナ、そしてアフターコロナ時代のキャリア支援に向けて~
今、新型コロナウィルス(以降コロナ)禍が全世界を覆っています。
今年65歳になる私が生まれたのは、昭和30年(1955年)。
それは経済白書に「もはや戦後ではない」という文字が躍っていた頃です。
そのわずか10年前に、日本は終戦を迎えました。
第二次世界大戦で、我が国の死者数は実に310万人(民間人含む)、そして全世界では、900万人を超える犠牲者が出ました。
加えて、第二次大戦後も朝鮮戦争では600万人超、ヴェトナム戦争では800万人超の兵士や民間人が亡くなっています。
あれから45年…コロナによる死者数は、現在(令和2年4月末)世界で20万人に迫っています。
今後、ウィルスに感染により亡くなる方が、どれほどの数字になるかは分かりません。
分かりませんが、ヒトが引き起こす「争い」というウィルスこそが、この世で最も狂暴なものであることは、上記の数字によって明らかです。
今の世界を見ても、米・中・露を始めとした自国第一主義な大国同士のいがみ合い、キリスト教とイスラム教等の宗教間の確執、いじめ、虐待、ハラスメント、差別…等々。
フランスのノーベル賞作家A・カミュは小説『ペスト(1947年)』の中で、こう書いている「もちろん病原菌は怖いが、疑心暗鬼・偏見と差別・人間不信…人々の心に巣くい蝕んでいく、この“菌”の方が最も恐ろしい」と。
つまり今コロナよりもっと危惧すべきは、実は人間の心なのだという事の歴史的な証拠です。
話は変わって、私はその人間様のキャリア形成を支援するための国家資格である「キャリアコンサルタント」を生涯の職業(天職)に選んで、早や10年目を迎えようとしています。
それは長年の疑問『キャリアコンサルタントの有資格者が、資格を活かしながら活躍できる方法って、ないのだろうか?』この問いに対する答えを出すため、試行錯誤を繰り返してきた10年でもありました。
現在の終結の見えないコロナ禍の下で、いつ終息するのか全く分からない恐怖と戦いながら、自らのキャリア形成に不安を抱えている求職者や在職者、転職希望者の方々に対して、我々キャリア支援者は何をすべきで、何ができるのだろうか? 今こそ真剣に考えなければなりません。
そして今こそ行動したいと思います。
題して『コロナ、そしてアフターコロナ時代の、元気が出るキャリア支援のために』。
今、支援を求めている方々にも、支援を志す方々にも、私の話に少々お付き合いのほどをお願い申し上げます。
今年65歳になる私が生まれたのは、昭和30年(1955年)。
それは経済白書に「もはや戦後ではない」という文字が躍っていた頃です。
そのわずか10年前に、日本は終戦を迎えました。
第二次世界大戦で、我が国の死者数は実に310万人(民間人含む)、そして全世界では、900万人を超える犠牲者が出ました。
加えて、第二次大戦後も朝鮮戦争では600万人超、ヴェトナム戦争では800万人超の兵士や民間人が亡くなっています。
あれから45年…コロナによる死者数は、現在(令和2年4月末)世界で20万人に迫っています。
今後、ウィルスに感染により亡くなる方が、どれほどの数字になるかは分かりません。
分かりませんが、ヒトが引き起こす「争い」というウィルスこそが、この世で最も狂暴なものであることは、上記の数字によって明らかです。
今の世界を見ても、米・中・露を始めとした自国第一主義な大国同士のいがみ合い、キリスト教とイスラム教等の宗教間の確執、いじめ、虐待、ハラスメント、差別…等々。
フランスのノーベル賞作家A・カミュは小説『ペスト(1947年)』の中で、こう書いている「もちろん病原菌は怖いが、疑心暗鬼・偏見と差別・人間不信…人々の心に巣くい蝕んでいく、この“菌”の方が最も恐ろしい」と。
つまり今コロナよりもっと危惧すべきは、実は人間の心なのだという事の歴史的な証拠です。
話は変わって、私はその人間様のキャリア形成を支援するための国家資格である「キャリアコンサルタント」を生涯の職業(天職)に選んで、早や10年目を迎えようとしています。
それは長年の疑問『キャリアコンサルタントの有資格者が、資格を活かしながら活躍できる方法って、ないのだろうか?』この問いに対する答えを出すため、試行錯誤を繰り返してきた10年でもありました。
現在の終結の見えないコロナ禍の下で、いつ終息するのか全く分からない恐怖と戦いながら、自らのキャリア形成に不安を抱えている求職者や在職者、転職希望者の方々に対して、我々キャリア支援者は何をすべきで、何ができるのだろうか? 今こそ真剣に考えなければなりません。
そして今こそ行動したいと思います。
題して『コロナ、そしてアフターコロナ時代の、元気が出るキャリア支援のために』。
今、支援を求めている方々にも、支援を志す方々にも、私の話に少々お付き合いのほどをお願い申し上げます。
costech at 13:59|Permalink│Comments(1)