2020年05月04日
まえがき(終)
ハローワークで就労&就業支援を始めて間もない頃、一人の40歳台半ばの男性を支援しましたが、こちらも慣れないため、なかなか就職が決まらず、採用されるまでに3ヶ月もかかってしまいました。
そして採用から1ヶ月ほど経ったある日、ハローワークの入口に彼の姿を確認!
彼は、はにかんだ笑顔で私の方を見ていました。
何と支援のお礼に、わざわざ会いに来てくれたのです。
私は…その時に不意に涙が出ました。自分でも本当にびっくりです。
それから、キャリア支援の仕事が病みつきになりました。
大学を出て、総合建設業と不動産ディベロッパーというキャリア支援とはほど遠い「ヤクザな仕事(笑)」をしてきた私が、キャリア支援を天職としようと思ったのは、この
二つの貴重な体験があったから…と言っても過言ではないでしょう。
それではこれから、本題である『コロナ、そしてアフターコロナ時代の、元気が出るキャリア支援のために』にプラスして「キャリアコンサルタント有資格者が、資格を活かしながら活躍できる方法って、ないのだろうか?」という問いに対する答えを、模索していきたいと思います。
以下、この著作は、これから「プロのキャリアコンサルタント」を目指す方を対象に記述を進めて参りますが、私たちのミッションは、目の前の相談者のキャリア形成を支援することであり、そのためには彼/彼女たちが、私たちとの関わりにより元気にならなければなりません。
支援を求める方々が、読後に少しなりとも元気になれる読み物も目指したい。
つまり、「読めば元気が出るキャリアコンサルティング」の役割も果たせればと、分不相応な贅沢な希望も抱いています。
2020年ゴールデンウィーク真っ最中…
コロナウィルスで大騒ぎの日本の片隅から愛をこめて
東京オリンピックが延期になって大騒ぎで、GWどころじゃなくなって、
世の中全体自粛で日本総ステイ・ホーム状態